自慢の家は安心の家
「おじいちゃんの自慢の家やったからなぁ。
お父さんとお母さんが大事にメンテナンスしてきはったから、
どっこもいがんでへん。(歪んでない)
いい家なんやなぁ」
80歳を超えるご姉妹の会話。
とても温かくなりました。
昨日はご依頼いただいた古民家総合調査(3点セット)のうち、
床下インスペクションと古民家鑑定の調査日。
調査のご依頼をいただいて直ぐに購入者が決まり、
記念に、と鑑定は続行させて頂くことになりました。
推定ですが、築150年くらい?
お父さんが生きてたら今年で109歳で、
生まれたときは既にこの家はあったし。。。
そうやって聞き取りをさせていただいている間にも
思い出話に花が咲きます。
普段は見ることのできない床下も、
秘密兵器のおかげで隅々まで確認できる。
こちらが"秘密兵器" 近江モグル君です。パワフルに調査を遂行します
床下に残された"バルサン"も(笑)
これまでの改修工事の跡だってぜーんぶ見える。
一男五女、
子供のころ、みんなで走り回ってもビクともしなかったのは、
大工さんがこれだけ丁寧に作ってくれてたからなんやなぁ。
そう話すお二人は、
とてもとても誇らしげでした。
またこれからもこの家は、
誰かの大切な人生に寄り添って、
誰かを幸せに包んでくれるでしょう。
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